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2022/05/02

屋上の雨漏れ

鉄筋コンクリート造や鉄骨造などで屋上がある建物では、必ず防水工事がなされています。


防水といっても仕様は様々ですが、どれも10年程度すると定期的な補修が必要となります。

その補修を怠ると、次第に劣化が進み雨漏れを発生させてしまいます。

 


写真にあるのは、屋上に出る出入口になります。

ドアのまわりの防水が切れてしまっています。


こうなっているから必ず漏れます、というわけではありませんが、漏れる可能性はかなり高くなります。

ドアの枠もさびているため、ここから水が内部に入る可能性もあります。


雨漏れをしていない段階では、こういった箇所を重点的に確認して漏れないように手を加えていきます。

もし漏れてしまった場合には、わかりやすく漏れていると考えられる箇所を確認するのは当然のことながら、それ以外にも漏れている原因はないか念入りにチェックしていきます。


そうでないと1か所だけ修繕して、「雨漏れが止まりませんね」と何度も現場に入っては手直しすることになってしまい、お客様にご迷惑とご負担をかけてしまいます。

費用面でも無駄な出費が増えてしまうので、できるだけ1回で雨漏れを止められるよう努力します。


屋上防水は今漏れていないから大丈夫、ということではなく、10年に1度手直しをしていただくことで雨漏れを防ぎ、長い目で見たときに防水工事の大掛かりなやり直しを
延ばすことができるようになり、費用を抑えることができるようになりますので、定期的なメンテナンスをお勧めします。


・いつ直したのかわからない
・現状が大丈夫なのかわからない


こういったときには工務店さんや防水工事屋さんにみていただくと安心できますよ。

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