2022/03/07
思っていたのと違う
建築工事でよくある話。
お客様が「思っていたのと違う」とできあがったものに対し言われること。
これはリフォームであれ、新築であれ、私たち業者側とお客様とのイメージの共有ができていないことが一番の理由になります。
私たち業者のほとんどは出来上がりのイメージができていますが、それは私たちがプロだから当然です。
それをお客様にいかにその出来上がりのイメージをしっかりと伝えられるかによって、そのイメージの差が埋まるか広がるかが決まるわけです。
そのために図面、パースをご提示するようにしていますが、すべての現場にそれができるかというとなかなかできないのが現実で、それができないために「思っていたのと違う」と言われてしまうことがあります。
できるだけお客様とのイメージの差を埋めるために、手描きイメージであったり、口頭で詳しく説明したりしますが、これが必ずしも満足していただけるかというと、そうではないこともあります。
私たちは誠意をもってご説明させていただき、できるだけご満足いただける工事ができるよう努めていますが、100%とはならないため、お客様からも気になる点があれば、
「これをやるとどうなるの?」
「こんなふうにはならないの?」
などと疑問に思うことを前もってご質問いただけるとご心配も減りますし、工事後の満足度も上がると思います。
私たちはお客様からご要望を聞き出せるように、様々な質問を織り交ぜながらお話をさせていただきますので、お時間をかけながらじっくりとお打ち合わせさせていただけると幸いです。