2022/02/28
古民家を活用する
田舎には、まだまだ古民家が残っている地域があります。
岐阜でも街中に残っているところもありますし、郊外に行けばもっとありますね。
古民家のいいところは、
・使用している木材が大きく、立派
・家が大きく、存在感がある
・古材であるがゆえに、収縮がなく、建物として安定する
・石の上に乗っている構造なので、免震構造で安定感がある
・古いものを活かすことで、「味」が出る
などが挙げられます。
一般的な活用方法としては、
・住宅としてリノベーションし、住みやすい環境を整えて生活をする
・店舗としてリノベーションをし、飲食店、物販店、民宿などに転用する
ということが多いでしょうね。
古い見た目の古民家は、一般的にはただ古い建物であって、それをどう直したらきれいに変わるのかというイメージを持つことは通常困難だと思います。
私たちはプロだからこそ、この建物ならこんな感じの修理をして、こういった設備をつけたりしたら、かっこよく変身させられるな、とイメージを沸かせることができます。
古民家をリノベーションして使用しようとすると、どうしても費用が多くかかってしまいます。
ともすれば、新築を建てられる費用になることも考えられます。
ここからは考え方なのですが、すべてが新しく小さな家でもいいという方は、絶対に新築がお勧めです。
古いものに価値を感じられない方には新しいということがとても大切な価値感だからです。
ただ、古民家をリノベーションするとかかる費用は同じでも、家の大きさが全く異なります。
一般的な住宅が35坪程度だとすると、古民家は大抵その倍くらいはあります。
さらに税金面でも異なります。
古民家は改装した分だけの税金がかかりますが、新築であれば建築費すべてに固定資産税がかかることになります。
古民家そのものには歴史があり、その風合いを感じながら使用できるというのは、古民家ならではの代えがたい価値観だと私たちは考えます。
ただ、古民家を直すのにローンは組めないんでしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
古民家改修をする場合は、構造的に建築士が大丈夫だと認められるように手を入れられれば、金融機関では住宅ローンを組むことができるところもあります。
コロナ禍になり、リモートワークが一般的になった現在、すこし田舎の古民家から仕事ができるのであれば、お値打ちに物件を購入し、リノベーションをして、ゆったりとした田舎暮らしを楽しめるのではないでしょうか。
古民家探しからリノベーション、資金融資のご相談も私たちは承りますので、古民家での生活にご興味のある方は、ご連絡くださいませ。