2017/06/15
私、代表の三摩についての話(2)
前回に続きます。
大学を好きでもない土木の勉強をしながら4年生の春を迎え、さて就職はどうしようと考え出しました。
私のときは就職氷河期と呼ばれる時期で、前年に比べ法人からの学校への求人も減っているときでした。
今の学生は3年生から就職活動をしているようですので、かなり遅いスタートだったのかもしれませんが、当時はまわりも春くらいからスタートしていたように思います。
そこでどういった仕事をしていこうかと本気で悩んだわけですが、私の選択肢はやはり土木にするのか建築にするのか、という大きな二択でした。
自分と向き合って、やっぱり自分が生きてきてやりたいと思ってきたことをやろうと考えて、建築の仕事をしようと決めました。
しかしそうはいっても土木卒業の学生が、建築の仕事をすることができるのか、雇ってもらえるのか、と考えました。
就職氷河期なんです。
簡単ではないかな、と考えて行き着いた結果が公務員になろうと思いました。
理由は、卒業した学科(学科の中のコースは無関係)で受験資格があることでした。
建築の勉強もしていた私、試験勉強も難しくなく、いくつか受験した結果、一番最初に内定を出してくれて、家から一番近い岐阜市役所に行くこととなりました。
私は起業することを目標としていましたので、まずは3年間岐阜市役所で働こうと考えました。
そこから次のステップを踏んでいこうと考えました。
そこからおおよそ予定通り退職し、設計事務所に転職、そこで学んだのは、いくら図面が描けても営業が出来なければ仕事にならないということでした。
独立していく先輩の状況を聞くと、仕事がなかなかないんです、という話。
それではいけないんだな、と考えて、今度は営業もしようと積水ハウスのグループ会社にて営業職につきました。
そこでは営業のイロハから学び、営業の大変さも知りました。
しかしそこでお客様のために自分ができることを精一杯やることで、ご契約いただけることができました。
お客様へ安心感をさらに持っていただけるよう、建築士の資格も取得、さらに仕事が増えていきました。
大手グループ企業に勤めることで、いいこと悪いことも様々学ぶことが出来ました。
大手だからできること、逆にできないこと、企業内部の仕組み、対外的な印象や取引きなど、本当にいい経験をさせていただきました。
つづく
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