築２５年を超えたアパートの外装リノベーション。

建替えも検討されていましたが、将来のビジョンを考えた結果、今大きく借り入れしてまで建替えるよりもリノベーションをしてまずはあと１０年維持していこうということになりました。

どうしても形を大きく変えるわけにはいかないので、基本的には塗装する色でイメージを変えていく方向で考えました。

しかし、塗装だけでは隠しきれない傷みもあり、その傷みを直そうと思うとかなりのコストがかかってしまう。

かといってそのままでは見た目が悪い。

というところから、木材を多用することで視線を木部にずらし、傷みを目立たせなくするようにいたしました。

敷地内に緑が多かったため、調和することも良い材料となりました。

照明器具も古いままでは、日中も夜間もイメージが良くありません。

ましてや白熱灯や蛍光灯では交換頻度が多く、管理上あまりよろしくありません。

建物の雰囲気を良くするデザインの照明を入れるだけで、大分イメージが変わりました。