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2022/06/06

工事費用の考え方

皆さん、

リフォームを検討するときには工事費用について見積もりを取って

検討されるわけですが、金額だけで決めていませんか?

 

 

もちろん同じ内容で同じ品質で工事が完了するなら

金額が低いほうがいいのは間違いないですね。

 

 

でも、建築工事において「同じ内容」「同じ品質」などというのは基本的にはありません。

 

 

なぜなら、建築工事では工場で決められた流れの中で作っていくものではないからです。

 

 

例えば、大手ハウスメーカーさんでも同じことが言えます。

 

極端な話ですが、同じメーカーさんの工事でもAという現場とBという現場では品質がことなることがあります。

それは、「工場で作ってもってくるもの」と「現場で人が介在して作るもの」とがあり、人が現場で作るものはどうしても品質にばらつきが出てしまうのです。

 

 

同じ人がつくれば同じように仕上がりますが、

一人の監督や職人が1か月で10も20も現場で作業できるわけではないですよね。

 

 

そうなると必然的にほかの人が作業することになります。

それだけで品質が変わります。

 

ですので、各工務店さんはいかに品質を上げられるようにできるかを苦慮し、努力しているのです。

 

 

ですが、その品質の差異を契約前にお客様が比べられるのでしょうか?

 

それはどうやっても難しいと思います。

 

 

 

そうなると担当者を信頼して決めていただくことになります。

 

その際には金額は多少異なることはあるかもしれませんが、

信頼に値する金額だと思っていただければそれが適正金額だと思います。

 

 

 

ちなみにですが、まったく同じ仕様で同じ工事を行うのであれば、

各社の見積もりはさほど変わらないはずです。

 

それでも見積もりを数社取ったら全然金額が違ったという経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

 

 

それは、お客様が同じだと思っている内容が実際には異なっているということです。

 

 

通常お客様が工務店に対してご要望を直接お伝えして、それに基づいて工務店が見積もりをしますね。

 

でも工務店によって聞き取り方、質問の仕方なども異なります。

 

 

その結果仕様が異なったりするのです。

 

それをお客様は見積書をみても詳しくわからないことが多いため、

同じだと思い込んでいることがあるのです。

 

 

工務店を決める際には金額も大切ですが、

お客様にとってより良い提案をしてくれる工務店にご依頼されることをお勧めします。

 

 

そうすると経験から、こうしたほうがいいですよ、そのほうが後で費用がかかりにくいので、などという理由も付けて提案してくれて、結果としてご満足いただける工事になると思います。

 

 

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