2022/05/23
店舗を改装するときに気を付けること
新規出店をされるときに、テナントを借りることは通常ありますよね。
その時にどういったことを気にして出店場所を決められているでしょうか?
もちろん店舗オーナー様または責任者のかたは、そのテナント場所が経営上良いから、ということが大前提にあると思います。
例えば
・家賃が程よい
・立地が良い
・店舗面積が適切だ
が間違いなく大きな要因ですね。
あと追加では、工事費がどれくらいかかるのか、がポイントだと思います。
工事費用の大きくは残っているものを解体撤去したり、間仕切り壁などを作ったりすることですが、何気に気を付けなければいけないのが、電気関係です。
テナントだから電気なんて工事すれば使えるでしょ?
なんて思っていませんか?
通常借りる場合は、室内工事と外部(看板や外壁等店舗イメージにかかわるところ)が工事費用としてかかりますが、電柱から建物に入ってきている電線が細いと、店内での使用電力に制限がかかってしまいます。
そうなるとすぐにブレーカーが落ちてしまったりして、営業に支障が出てしまいます。
ではどうしたらいいのでしょうか?
それは、電柱からの電線を引き直しすることです。
ではその工事費を誰が負担するのか?という問題が発生します。
これは、契約上の問題になりますので、絶対に大家さんだ、テナントさんだ、と決まっているわけではありません。
事前に契約書をしっかりご確認いただいて、そういった場合はどうするのか契約時に承知しておくことが大切です。
実際にテナントさんが支払うこともあり、そうなると何十万と出費してしまうこともありますので、ご注意ください。
事業計画をしっかりつくったつもりでも、こういった想定外の費用がかさむと事業を進めていく足かせになってしまいますので、そういったことはできるだけ信頼できる工務店に事前に相談していただいたほうがいいですね。