2020/06/19
ルーバーを使って家を快適にする方法
今回のテーマは「ルーバー」についてお話いたします。
さて、ルーバーとはなにか。どのような役割を果たしているのか。皆様ご存じでしょうか?
ルーバーとは下記のような細長い板を隙間をあけながら平行に並べた物をルーバーと呼びます。
見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ルーバーは家などの建築物に取り扱うことが多く、建築業界では「格子」とも呼ばれています。
建物の外側に設置するルーバーの多くは目隠しとして使われることがあります。
例えばリビングの窓が道路側に面している場合、外からの視線が気になって落ち着かないですよね。
画像のようにルーバーのおかげで外部から室内が遮られているため気にすることなく窓が開けられますし落ち着いて食事することができます。
目隠しをしたいのであれば塀を建てればいいのでは?と思われる方も見えると思います。
それではルーバーと塀の違いについてご説明します。
大きな違いは次の3つが挙げられます。
1つ目:視線の抜け方
家の中から見た時その先が壁だと視線が壁で遮られてしまいますが、ルーバーだと外の景色が見えるので視線の抜けは全く変わります。
この違いは開放感という観点からみると大きく違いますよね。
2つ目:風の抜け方
壁で覆ってしまうと風は全く入ってきません。
ですがルーバーだと一定間隔で隙間があいているため風の出入りが可能です。
3つ目:光の入り方
壁だと光の入りが悪くなりますがルーバーだと光も入ってきます。
その他にはルーバーを使うことで外観のイメージは変化します。
様々な種類がありアルミ製のシルバーや黒・木を使った木目調など家に合わせたデザインを見つけられると思います。
木製の方がコストを抑えて作れる反面、塗装などのメンテナンスは必要となってきます。
そのためメンテナンスのコストや手間も頭に入れた上でルーバーを何で作るか決めたいですね。
アルミ製のルーバーでも木目調の物は本物の木と見た目はあまり変わらないので家の高い場所などメンテナンスがしにくい場所に使う場合はおすすめです。
ルーバーは隙間が自由に調整できるので、目隠しに使いつつ風や光を取り入れることが最大の魅力です。
また見た目も特徴的なので外観のアクセントとして大きな効果を発揮してくれます。
上手く設置することで視線をコントロールし、さらに家の魅力も高めることができるので取り入れてみてはいかがでしょうか。