2020/04/23
ビル,マンション等で必ず必要になってくる外壁の劣化調査
今回は打診棒を使って外壁の欠損や浮き状況の診断・判定方法と補修方法を紹介していきます。
まず打診棒とはタイル・モルタル等に当て先端を転がすことによる反響音・感触により浮き等の異常を感知してくれる優れものです。
↓打診棒の画像です。
↓このように行います。
※打診検査を行う理由
1.外壁の損傷の確認
2.剥落防止の必要性の判断
3.第三者(歩行者等)への危害防止
4.補修工法・剥落防止工法の決定
5.落下防止措置の必要性の判断
6.補修・落下防止にかかる工期及び工費の試算
もし異常が見られた場合
アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法(部分注入)をおすすめします。
こちらの工法はモルタル・コンクリート・タイルなどの剥離による落下を未然に防ぐために浮いてしまっている部分をアンカーピンニングやエポキシ樹脂で固定する目的としています。
このように躯体とモルタルなどの間にできる浮きは地震・風圧・気温・日射の熱などの自然条件によって発生します。
そのため経年によりどの建物でも起こります。
一般的には築20年が目安となっています。
弊社も打診検査・外壁修繕を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。