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2020/04/11

リフォームをする際にこころがけていること!

私たちKABUTOは、リフォームのご提案をするときと、施工をするときにいろいろと考えてご提案をしています。

 

 

 

みなさんも、リフォームを検討されるときに、自分なりにこういう風がいいな、こういった材料を使いたいな、間取りはこういうふうに変えたいな、などご希望があると思います。

 

 

 

もちろんわたしたちはそれらを聞き取り、できるだけご希望にかなうものをご提案します。

 

 

しかしご希望をそのまま形にするだけでは二流だと考えています。

 

 

わたしたちは建築のプロとして、お客様の望む以上の形や結果を出せるようご提案することが当たり前だと思っています。

 

 

それは長年建築という仕事に就いている義務でもあると考えています。

 

 

表面だけきれいにしても中身が悪ければ近い将来すぐ傷んでしまい、結果としてご不満がたまってしまうことがあります。

 

 

私たちが経験しているものをお客様に伝え、長い目で見たお客様の満足度を高められるように、どういったものがいいのかをひたすら考え抜きます。

 

 

 

いつも初めて見させていただいた現場で、「こんな感じにしたらいくらくらいになるの?」とご質問いただくことがあります。

 

 

これはとても困る質問です。

 

 

なぜならご提案内容によって金額が大きく異なるからです。

 

 

もちろんお客様が予算を組むにあたってそれとなく知りたいのも理解できます。

 

 

ただ、大きさもなんとなくしかわからない状態で、いきなり金額を、と言われても、難しい現場になればなるほど答えづらくなります。

 

 

 

そこでこれくらいかな?となんとなく答えてしまって、見積もってみたら大きく異なった場合、お客様はどう感じるんだろう?

 

 

 

「前言ってた金額とだいぶ違うな、いいかげんな会社だな」

 

 

と思ってほしくないのです。

 

 

自分たちの身を守るためではありません、それくらいリフォームは難しいのだと知ってほしいのです。

 

 

 

新築であればこれくらいですかね、と言いやすいのですが、リフォームは壊してみてから金額も変わったり、床が斜めになっていればそれを水平にする仕事も出てきます。

 

 

天井も垂れてきていたら、それをどう直そうかと考え、その手段によっても金額が異なります。

 

 

 

 

 

床をめくったらシロアリが食っていたり、腐っていればもちろん費用が変わります。

 

 

もともとの作りがあまければ、補強も必要です。

 

 

中には必要な部材がついていない現場もあります。

 

 

私たちは経験値が高いからこそ、様々なパターンを頭に浮かべることができます。

 

 

ただ、浮かべるだけで、壊すまではわからないのです。

 

 

点検口があれば、見える範囲は想定してお見積りさせていただきます。

 

 

しかしすべてが見えるわけではありません。

 

 

だからこそ、見えない範囲で傷みがありそうな場合は、事前に可能性のお話をして、最大でいくらくらいの金額がかかりそうかをお伝えはします。

 

 

これがお客様の不安を解消することであり、不満を感じられないような伝え方だと思っています。

 

 

 

なかには最初を安く見積もって、あとから追加追加で結果として高くなってしまったというお声を聴くことがあります。

 

 

これは業者側が見積もりが甘いのか、ご契約を頂くためにあえて最初を安く見せようとしているのかのいずれかだと思います。

 

 

もちろんどうしても追加工事が発生することは当然あります。

 

 

だからこそ事前にお客様にお伝えすることで、ご納得していただいたうえでご契約させていただき、工事を進めていくべきだと私たちは考えています。

 

 

 

プラン御提示の際には、いくつかのことを考えます。

 

 

 

・いかに使いやすくするにはどうしたらいいのか?

 

 

・限られたスペースでどのように家具を設置し、お客様の生活スタイルにどう合わせていくのか?

 

 

・長く使っていただくために、どういった材料、色、デザインを選んでいくのか?

 

 

・あとから傷みが出た場合、どうやって直せるようにするのか?

 

 

・構造的に考えて、安全なのか?

 

 

・風の流れは悪くならないのか?

 

 

・生活動線はより良くなるのか?

 

 

・段差解消をするには何ミリの材料を使用したらいいのか?

 

 

・そもそもこの建物を長く使うにあたって費用的に正しいのか?

 

 

 

このようなことを多岐にわたってトータルでプランを考えていきます。

 

 

リフォーム工事は金額も新築に比べ、ちょっとした工事だと考える方もみえるかもしれません。

 

 

しかし私たち建築の仕事をしている業界のスタッフからすると、新築よりもリフォームが難しいのは周知の事実なのです。

 

 

それなのにリフォーム会社が多いのは、資格がいらないことが多くなるからなのです。

 

 

 

わたしたちはいい加減には絶対にしごとをしません。したくありません。

 

 

堅すぎるのでは?と思われるくらい真面目に、堅く仕事をします。

 

 

だからこそ、私たちは知識を増やし、経験を増やし、常に向上心を持ってお客様により良いものをご提案できるよう、ご提供できるよう努力しています。

 

 

 

 

そんな私たちの考えをご理解いただけるお客様とともにリフォーム、リノベーションを進められたらうれしいですね。

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