2018/05/02
外壁サイディングが傷んで・・・
外壁サイディングが傷む理由は様々ですが、今回のはどうしてなんだろう?
こういったものをリフォーム時に見つけると、新築の際の施工方法を間違えないようによく考えるようになります。
日あたりが良すぎる?
水切り部分とさサイディングがくっついてしまって、下から水を吸ってしまう?
もともとのサイディング自体が良くない?
メンテナンスをしていなかったから?
理由は一つではないかもしれません。
今回はここから雨漏れがいままで一回もなく、幸いにも外壁が傷んでいただけでした。
改修費用を抑えるためにも、今回はサイディングを撤去せず、のこしたまま防水シートと板金を貼って仕上げることにしました。
もちろんサイディングの上に板金をすることで、サイディングに直射日光があたらず、これ以上の日射での傷みは押さえられること、防水シートとシーリングにより水の回り込むのを押さえることができること、撤去費用がかからず、処分費、手間賃が抑えられること、などのメリットがあります。
外壁塗装工事の際だからこそ、足場を利用して発見し、即座に補修方法を提案できることができます。
私たちは足場設置後、初日に屋根や外壁等に傷みがないか確認します。
雨樋のはずれ、シーリングの劣化、屋根材の破損・ずれ、漏水箇所、様々な箇所を確認し、今は良くても将来傷んですぐ直さないといけなくなるかもしれない場所も選定します。
そこからお客様に報告と提案をさせていただきます。
提案は、今直す方がいいか、将来の可能性を含めて何年後かに直すのがいいのかをお伝えし、どうするか決めていただきます。
細かなところは足場を組んでみないとわからないものです。
スピーディな対応をこころがけ、できるだけ足場をかけている期間を短くするよう努力します。
写真のような症状が出ていましたら、早急に対応が必要です。
よくわからないな、というかたはご連絡下さい。
写真だけでも判断が付く場合があります。
ながく家に住むためにも、しっかりしたメンテナンスをしましょうね。