2018/03/20
工事の見積書がなぜ同じ内容なのに各社項目が異なるのか?
例えば外壁の塗装工事の見積りを何社か取った場合、同じ内容で同じ範囲を塗装してもらうつもりで見積り依頼をされると思います。
しかしながらお客様からは大抵「塗装を考えている。見積りをして欲しい。」までが殆どで、まれに「塗料はシリコンで」などと指定されることがあります。
塗料の指定までしていただけると、かなりぶれは少なくなりますが、それでも各社施工する範囲が異なる場合があります。
アルミの部分は極力塗装しない業者、木部は塗装しないものだと思って見積もる業者、基礎の部分を塗る業者など、各社考え方によってずれが発生します。
さらにまったく同じ範囲の施工にしても、表現が異なっていたり、小さな範囲であれば一式として表現する業者もいます。
もちろん塗装工事はまだ比較的わかりやすいほうですが、建築工事になりますと、よほどの方で無い限り、細かな項目についてはよくわからないのではないでしょうか?
ですので、お客様からご依頼をいただく際には、金額の比較はもとより、内容を理解できるように説明してくれる業者の選定が必要だと思います。
思っていたのと違う、というのは、業者の説明不足でもありますし、お客様がどこまでご理解されているのかがわからないこともあるため、また「そう言ったつもりだった」などと言った言わないのはなしもあるので、できるだけ書き残しておくことが大切かと思います。
しかしながら最終的にはその業者を信頼できるかどうかだと思います。
5万円、10万円安いからといって100万円の買い物をすると、失敗したときに後悔が大きいと思います。
見積り内容でご不明な点がある場合は、細かくかつ逐一質問してみて下さい。
丁寧な対応をしてくれる業者さんなら工事の内容や対応もしっかりしてくれると思います。
もちろん私たちも細かく対応させていただきます。
気兼ねなく質問やご要望をぶつけていただきたいと思います。