前回ご紹介したのは建物内部から工事を行うものでしたが、今回は外部から耐震改修工事を行う商品をご紹介いたします。

ＹＫＫのフレームプラスという商品で、基本的に外壁を解体せず、既存の窓の大きさを保ったまま開口部の補強をします。

前回のフレームⅡという商品と同様に壁を増やして耐力を増やす必要がなく、窓の大きさを小さくしなくても耐震補強工事ができるのがメリットとなります。

筋交いをいれなくてもよいので（建物によっては部分的に必要になります）、窓から見える景色もそのままに、当然窓からの出入りもできるのがメリットですね。

この商品は上の写真にあるように工期が２日ほどで完了するものと、基礎をつくってそこに固定する方法で工期が２週間程度のものがあります。

前者よりも後者の方が耐震強度は出ますので、耐震強度を出したい家にはお勧めです。

しかし費用が少々増えるのと、工期が長くなることがデメリットとなります。

前者でも計算の結果十分に補強できるようであれば、当然こちらの方がコストと工期でメリットがでますのでお勧めです。

施工のBEFORE-AFTERイメージとしては以下の写真のようになります。

ウッドデッキなどと組み合わせるとイメージ向上にも繋がります。

窓と耐震補強、イメージ向上の３点を必要に応じてご提案できますよ。

昔ながらの田の字型の間取りのご自宅は、窓ばかりで壁がないのでこの工法がお勧めですね。