2017/05/16
外壁の傷みについて(サイディング)
建物によって外壁の作り方は様々で、当然使用する材料も様々です。
風雨にさらされる外壁は傷みやすいもの。
今回はサイディングと呼ばれる外壁材の傷み方についてご説明致します。
サイディングの外壁材は一般的に下地に釘で打ち込んで留めていきます。
そしてサイディング同士をシーリング材といわれるゴムのようなものでふさいでいきます。
そうすることにより、水の浸入を防ぎます。
サイディングの一番弱いところは小口とよばれる板の断面のところで、ここから水を吸い上げてしまって膨れてしまうケースがあります。
以下の写真がその状態になります。
こうなってくるとなかなか簡単に補修ができません。
一般的にはサイディングをはがして貼り替えが望ましいですが、古いサイディングになると同じ材料もなく形が変わってしまうため、全面を貼り替えたり、上から別の材料をかぶせたりする必要が出てきます。
ここまで酷くなる前に塗装やシーリングの補修、その他釘の打ち替え等をすることにより、サイディングの貼り替え等をする必要がなくなります。
なかなか外壁のリフォームのタイミングを計るのは難しいと思いますので、当社は一度点検させていただいてから今すぐ施工した方がいいのか、数年後でいいのか、はたまたその他のリフォームのタイミングと合わせてのほうがいいのかなど、最適なタイミングのご提案をさせていただきます。
もちろん、数年後には解体するなどの状況であれば、リフォームが不要だとお伝えすることもあります。
皆様の建物と生活の状況に応じたご提案、それをモットーとしてお付き合いをさせていただきます。