2017/05/12
鉄筋コンクリート造の壁、天井のクロス張り
鉄筋コンクリート造の建物で、壁や天井がコンクリートにクロスを直貼りしてある部屋があります。
こういった場合、クロスを貼り替えるにあたりどうしても古いクロスがめくりきれません。
もちろんすごく費用と時間をかければかなりきれいになるとは思いますが、実際そういったことはなかなかできません。
そうなるとある程度下地処理をしてからクロスを貼るものの、次に貼ったクロスによっては下地の不陸が目立ってきます。
こういったものはリフォームではある程度仕方がないところになります。
賃貸住宅では、費用を抑えるためにそのまま貼り替えを致しますが、個人住宅であれば多少部屋が狭くなるものの、コンクリート壁に石膏ボードを貼って下地をきれいにしてからクロスを貼ります。
お客様にはこの点をご理解いただけるよう事前に説明をさせていただいてから、施工するように心掛けています。
リフォーム工事は新築ではありませんので、既存の状態によってどうしてもきれいに仕上がらないことがあることをご理解いただけると、ご不満が減ると考えています。
弊社はできるだけご提示できる選択肢と可能性を示し、お客様に選んでいただけるようにして、後々のご不満を減らし、満足度を上げられるよう心掛けています。